人気のサイクルスポーツ。サイクルロードレースなどをはじめとする競技スポーツから、ゆっくり景色や食べものを楽しむサイクリングまで様々あります。そんなサイクルスポーツの魅力を、プロフェッショナルコーチの青山剛氏の視点で毎月発信していきます。



Vol.12「お待たせしました!ビアンキライド2024開催しました!」
~秋の房総でファンライド&BBQ!~




ビアンキアンバサダーの青山剛です。

今年から始まったこのコラムでは、サイクルスポーツの魅力や運動効果、そしてその正しい方法などをプロフェッショナルコーチの視点で紹介しています。今回は11月10日(日)に開催した「ビアンキライド2024」のレポートをお届けします。

■リソルの森発着でファンライドスタート!

なかなか今年は開催出来なかったビアンキユーザー向けのファンライドイベントを、私がアドバイザーを務める千葉県中央部にあるSports&Doリゾート「リソルの森」を発着として11月10日(日)に開催しました。今回は久々だったのでコースは短めにして、秋の紅葉シーズンが始まった房総をゆっくり満喫しながらのライドをして頂くことにしました。





このコースは私が選手時代によく走っていたコースで、程よく起伏もあり車も少なくて快適に乗ることが出来ます。まずはスタート前に私指導の下、このコラムでも紹介した乗車前ストレッチをしっかり行って頂き、いざ出発!




■廃校になった小学校がカフェに変身!

私から「今日はトレーニングでもレースでもありませんから、楽しく安全に走りましょう!」と一言お話させて頂きライドをスタート。2つのグループに分かれて私やビアンキスタッフが先導の下、まずは16km先の「ちょうなん西小カフェ」を目指しました。

このカフェは廃校になった小学校を再利用して作られた施設で、食事やスイーツを楽しむことが出来ます。そのカフェは何と旧職員室だそうです。この日私は名物のジェラートを頂きましたが、皆さんにも配らせて頂いた私が開発に携わった「V!カステラ」に乗せて食べたら絶品でした(持ち込んですみません)。


■日本名水100選にも選ばれた熊野の清水!

カフェで休憩後、そこから2kmほどにある「熊野の清水」を見学。こちらは日本の名水100選にも選ばれた場所で、こんこんと湧き水が流れ出ていました。
湧き水が流れ出ている所には、びっくりするくらい透き通った池になっていて、錦鯉が優雅に泳いでいる姿にうっとりさせられます。サイクリストはよくここで湧き水をボトルに入れていくそうです(一応、飲料水としては煮沸をお勧めされましたが、そのままでも大丈夫のようです)。



■最大の難所?!名物ネズミ坂!

熊野の清水からリソルの森を目指してライド再開。
途中、様々なスポットを見学しながら最大の難所「ネズミ坂」を登ります。この坂は私が選手時代「死ぬほど乗った」坂道で、結構な勾配になっていてリソルの森がその頂上付近にあるため、結局はこの坂道を登らないとゴールできないわけで(笑)。最後は各自のペースで登り切ってもらい、無事に全員完走です。距離は全部で38km、獲得標高250m、こんな感じでした。




■最後はBBQで今後の作戦会議も!

この日はアクアラインマラソンが木更津や袖ケ浦で開催されていてアクアラインが日中通行止めだったせいか、観光の車がいつもの日曜日よりはかなり少なく、とても快適にライドが出来ました。さて、ライド後のお楽しみはリソルの森で紅葉を観ながらのBBQ大会。参加者の皆さんと親睦を深めながら、これからのライドイベントの作戦会議も。


最後にビアンキから素敵な超レアなグッツのプレゼントもあり、ビアンキライド2024は大盛況で終了。次回は来春を予定していますので、今回どうしても参加できなかった方はぜひいらして下さいね!私もブランドアンバサダーとして、もっともっと楽しく安全に乗って頂けるように準備しておきます。ご参加の皆さん、ありがとうございました!





Vol.1「サイクルスポーツの魅力とは?!」

Vol.2「移動がエクササイズに代わる乗り方とは?!~ママチャリでも美脚に!~」

Vol.3「サイクリングロードへレッツゴー!!」

Vol.4「グルメライドは絶対太らない!?」

Vol.5「あなたのサドルの高さ、合っていますか?!」

Vol.6「何を持って乗ればいいの?!」

Vol.7「えっ?!パンツ履かないの~?!」

Vol.8「サイクルロードレースとマラソンの違いとは!」

Vol.9「サイクリストはカラダが硬い?!」

Vol.10「突然ですが、フランス行ってきました!」

Vol.11「サイクリストはカラダが硬い?!」





■青山 剛 (あおやま たけし)

元トライアスロン日本代表。その後コーチに転身しトライアスロン女子五輪代表を輩出。現在はプロフェッショナルコーチとして競技者から子ども、シニアまで幅広い層にトレーニング指導を行っている。全国で講演、セミナー、教室なども開催中。著書多数。国内唯一のビアンキブランドアンバサダーとして、正しいサイクルスポーツの普及発展にもあたっている。