こんにちは、ビアンキバイクストア町田店です。

 

山梨県で開催された第19回Mt.富士ヒルクライム(通称:富士ヒル)に参加してきました。

 

富士ヒルは、富士北麓公園をスタートし、富士スバルラインを駆け上がり、

富士山五合目まで走る自転車の最大ヒルクライムイベントです。

 

距離25km(計測部分24km)

標高差1270m(計測部分1255mm)

勾配平均5.2%、最大7.8%

今回の出走者は7984人でした。

 

過去のタイムというと、前回参加した6年前の1時間3分27秒。

自己ベストは59分29秒ですが、トレーニング量は減っていたため、

今回のタイムはどこまで速く走れるのか未知数でした。

 

1時間15分を切れるとシルバーフィニッシャーリングが貰えるので

今回は1時間15分切りを目標に。

【エアロハンドルのおかげで貼りやすい見やすい】

 

実際にヒルクライム当日までに2カ月弱ありましたので、

どんな対策をしていったのかブログに書きたいと思います。

 

物事には人それぞれ合う合わない、正解不正解があるので

ヒルクライム当日までに対策したことは、自分の競技歴の中で試してみて自分にとって正解だと思い

ルーティン化したものになりますので、あくまで選択肢の一つだと思っていただけると幸いです。

たとえ自転車レースを走らない方でも生活のプラスになる情報をお伝えできると思います。

 

まずレース当日まで2カ月を切っているので、今更体力ベースを作る持久力トレーニングをするよりも

Vo2MAX(最大酸素摂取)(最大心拍に近いキツイトレーニング)と、

短時間に大きな力を出すパワー系のトレーニングの方が効果が早いです。

 

なので走る際は3分から5分前後の短い時間で負荷をかけれる場所でパワーメーターと、にらめっこしながら走ったり、筋トレで基礎筋力とパワーを付けるように日々を過ごしました。

 

食事面ではアルコールは勿論のこと、カフェインを抜きました。

身近なものでいうと、お茶、コーラ、エナジードリンクに含まれています。

カフェインは一言でいうと運動パフォーマンスを上げてくれます。

しかし普段から摂取していると耐性が付き効果が弱まります。

なのでヒルクライム当日のためにカフェインを断ちました。

カフェインには利尿作用があるので長時間の競技には不向きですが、

今回のヒルクライムの競技時間は1時間強の想定なので全く問題ありません。

 

ヒルクライム数日前には疲労を残さない為と、身体に強い刺激を入れるために

短い全力走を数本入れました。

【輪行で富士山駅に初上陸】

 

ヒルクライム前日はビアンキブースを出店しておりましたので、

前日は新型OLTRE RCPROスぺシャリッシマの試乗会スタッフをしておりました。

沢山の試乗を頂きありがとうございます。

新型OLTRE、スペシャリッシマのとても良い感想をたくさん頂きました。

 

前日の食事面では野菜を抜きました。

野菜は消化が遅いので次の日までお腹に残り消化し続けます。

どうしても野菜が食べたい時は温野菜をオススメします。

 

前日のゼッケン貼りですが、ウエアを置きゼッケンを貼った場合、ゼッケンがバタつきやすく空気抵抗が増えます。

なので理想はウエアを着用し前傾状態で貼ることがベストですが一人では出来ません。

そんな時は枕が大活躍です。

枕をウエア内に入れてあげると、ウエアを床に置いたときよりも実際の着用した状態に近くピッタリゼッケンを付けることが出来ます。

【ホテルの枕が少し大きかったです】

 

ゼッケンを安全ピンで付けた場合、お気に入りのウエアにダメージを与えてしまうのと

風でバタつきやすいので安全ピンは使っていません。

 

ゼッケンを少しくしゃくしゃにして、知る人ぞ知るNITTO No.5000の両面テープでウエアに貼りました。

このやり方の方が、隙間なく貼れてウエアに穴を空けなくて済みます。

寝る前に筋膜リリースと、ストレッチ、マッサージオイルでマッサージをしました。

そして当日は4時台に起きるためにカーテンを空けて就寝しました。(朝の目覚めを良くするため)

 

起床しましたら熱めの朝風呂に入り身体と脳をしっかり活動状態に持っていき会場に向かいました。

朝早く標高も高いのでヒンヤリ寒い会場。

 

今回はクリテリウムのように最初からバチバチアタックするような内容でないため、

ウォーミングアップは入念には行わず、疲労を貯めずに心拍をあげる高回転での軽いもがきを数本行いました。

【今から向こうに見える富士山を走ります】

 

車体の重量は7.4kg。

スマートフォンは五合目まで持って行っていないため写真はこちらで最後になります。

 

スタート時間も近づいてきたためスタート場所まで移動し、スタート合図と共に走り出しました。

観客の声援を受けながら安全に走行するためにパレード走行をし、料金所手前で計測スタート。

 

ここから24km走るのですが5km走行時は1時間15分を余裕を持って切れるペースだったので1時間5分切りを視野に走行しました。

しかしそのペースで走り続けていると途中からしんどくなり、早めにペースを調整してオーバーヒートをしないようにしました。

10km通過、15km通過時点では目標ペースから1分遅いペースでしたので、このペースを維持して

終盤にかけてペースアップして1分を縮めていく作戦でした。

 

しかし20km地点に近づくにつれて徐々に辛さが高まり失速し20km地点では2分遅れでした。

結果は1時間21分59秒でした。

思っていたよりもタイムが遅くて残念でした。

しかしやればやるだけ結果に現れてくるのがスポーツの良いところですし、

ヒルクライムも数字として結果が分かりやすく次回の目標も作りやすいです。

 

五合目では、下山で身体が冷えないように防寒着に着替えて、この努力を明日に繋げるためのリカバリーサプリとプロテインを摂取し下山。

五合目は太陽のお陰で暖かく下山中の雲の中は寒く、雲を抜けると徐々に暖かくなっていきました。

 

下山を終えて温かい吉田のうどんを食べ、冷えた身体に暖かさが染み渡りました。

 

今回久しぶりの自転車レースでしたが、やはり自転車イベントはお祭りで楽しく、

ヒルクライムは達成感があります。

ここ最近は雨の日が多く外を走りにくいですが、梅雨が明けると最高のサイクリング日和が待っていますので、これからが楽しみです。

 

もし自転車イベントに参加されたことがなく、今回のブログで少しでもご興味を持っていただけたとしたらとても嬉しく思います。

 

ビアンキバイクストア町田店でも定期的にライドイベントも開催しておりますので、

もし良ければご参加お待ちしております。


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